春の味覚

気づくと、かなりの時間が過ぎていたこのブログ。
間が空いてしまい、申し訳ありません。
中の人も、この間コロナにも感染せずに過ごしておりましたが、移動制限があったので、なかなか出かけることが出来ずに、悶々と過ごしておりました。

さて、新潟と言えばイメージは「お米」とか「海鮮」なんていうイメージがあるかと思いますが、実はその他にももう一つ、美味しいものがあります。
それは「山菜」。

農林水産省のWEBを見てみると山菜は「特用林産物」に分類され、新潟県は「なめこ」「えのきたけ」「ひらたけ」「ぶなしめじ」「まいたけ」「エリンギ」などが主な生産地として紹介されていますが、ワラビやゼンマイなどの山菜類も美味しい(筆者がそう感じているだけなので、いろんなご意見があるかと思いますが)。

さて、今年も季節は春を迎え、山菜の季節がやってきます。
中の人も、ニッチな趣味で山をさまよう(←迷子?(笑))ことが多いため、山菜に出会うことがあります。もちろん、地元の方々にとっては立派な産業であることが多いため、その場で収穫することは絶対にしませんが、さまよっている間に偶然出会った地元の方々から分けて頂くことはたま~にあります。

と言うことで、今回分けて頂いたのは「こごみ」。


「こごみ」とはコウヤワラビ科の多年生シダの一種で、正式名称を「クサソテツ」といい、その若芽のことを指す山菜です。株で生えていて、一つ見つけると他に群生していることが多いのですが、株に対してその若芽を全て採取してしまうと株自体が死んでしまうため、採取するのは一つの株に対して1~2本くらいに留めておかないといけません。


水洗いしてサッと(1分ほど)茹でて、水を切っただけの「こごみ」。
このままでも十分美味しくいただけます。
それに、自家製の玉子とうふに、庭に生えてる葉山椒の若芽を乗せて。
これに合わせるお酒は、冷やの日本酒。

春ですねぇ

(引用ここから)最近、森林等への入込み者の増加によって、一部地域ではルールを無視した乱獲等が発生しており、問題とされている地域もあります(引用ここまで。農林水産省のWEBより)。
また、地元の方々の大切な産業となっている場合もあります。ルールは守りましょう。